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ブラウザアプリ「UC Browser」、Google Playで一時公開停止に
UCWebは16日、Webブラウザーアプリ「UC Browser」がGoogle Playで13日から一時公開停止になっていることを発表した(UCWebの発表、ET Telecomの記事、The Next Webの記事)。
UC Browserは各種モバイルOSやWindowsに対応するWebブラウザー。高速な動作で人気が高く、Google Playでは5億回以上ダウンロードされている。特に中国やインドではポピュラーなWebブラウザーになっているようだ。しかし、何のアナウンスもないままGoogle Playから突如削除されたため、理由についてさまざまな憶測が飛び交う。UC Browserの関係者を名乗るMike Ross氏は、インストール数を増やすための宣伝で不正があったため30日間公開停止になったという連絡を(UCWebから)受けたと主張していた。
ただし、UCWebによれば、公開停止の理由はUC Browserの特定の設定がGoogleのポリシーに反するものだったためで、停止期間は7日間だという。既に修正版をGoogleにアップロードしており、審査待ちの状態になっているとのこと。さらにUCWebはインドのニュースサービスIANSに対し、「Mike Ross」という人物がUC Browserの仕事をしていたという記録はなく、この人物の主張は虚偽であると述べたそうだ。
なお、GoogleはIANSの問い合わせに対し、「ユーザーに安全でポジティブな体験を提供するのが同社のポリシーであり、そのポリシーに違反するアプリをGoogle Playから削除する」と回答するにとどまり、UC Browserの公開停止理由については言及しなかったとのこと。ちなみに、UC Browserのライト版にあたる「UC Browser Mini」は引き続き公開されている。一方、Adblock BrowserをGoogle Playで公開しているAdblock Plusでは、この機会にUC Browserのユーザーを取り込もうとしているようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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