関連記事
東アジアのピロリ菌、胃がん発症を著しく促すという研究結果
記事提供元:スラド
ピロリ菌が胃がんの原因となるという話は以前より知られていたが、日本を含む東アジアの多くの患者らに感染しているピロリ菌は、欧米で見られるピロリ菌とは異なり胃がん発症により深く関与することが分かったという(ITmedia、Cell Reports誌掲載論文、J-CASTヘルスケア、発表PDF)。
ピロリ菌は「CagA」というタンパク質を産生し、これが胃がんの発がん過程に重要な役割を果たしているという。今回東京大学の研究者らによる調査で、東アジアで見られるピロリ菌と欧米で見られるピロリ菌ではCagAの構造が異なり、これによって東アジアのピロリ菌が産生するCagAはより強く細胞のがん化を促す働きがあることが分かったという。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス
関連ストーリー:
WHO、抗生物質耐性を持つ「危険な病原菌」リストを公表 2017年03月04日
人間の保有する細菌、先進国では激減中? 2010年01月03日
ピロリ菌がガンの原因のひとつであるとの研究結果が発表 2008年01月09日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 今年の花粉は、例年よりも多く飛ぶ! 家の中でもできる花粉対策のトレンドは? 3/ 3 18:54
- 見た目はスリムでも、実は内臓脂肪型肥満? 習慣化できる方法とは 2/11 17:22
- 2024年の花粉は多い? 少ない? スギ花粉は約1週間早いピークの見込み 2/ 4 16:38
- アルツハイマー症の特効薬「レカネマブ」がついに保険適用 その注意点は? 12/28 16:13
- SK-II24年新春スキンケア福袋、ベストセラー化粧水や美容クリームの"現品入り”限定キット 12/24 15:00