根強い人気、ホンダ・シャトルがマイナーチェンジ!燃費も向上、センシング標準装備

2017年9月21日 20:15

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HYBRID Z・Honda SENSING(ミッドナイトブルービーム・メタリック)(写真: 本田技研工業の発表資料より)

HYBRID Z・Honda SENSING(ミッドナイトブルービーム・メタリック)(写真: 本田技研工業の発表資料より)[写真拡大]

  • HYBRID Z・Honda SENSING(ミッドナイトブルービーム・メタリック)
  • HYBRID Z・Honda SENSING インテリア
  • HYBRID Z・Honda SENSING インテリア
  • HYBRID Z・Honda SENSING インテリア
  • HYBRID Z・Honda SENSING インテリア
  • HYBRID Z・Honda SENSING(ルーセブラック・メタリック)
  • HYBRID X・Honda SENSING(プレミアムクリスタルレッド・メタリック
  • Honda SENSING 作動イメージ

 ホンダのステーションワゴン「シャトル」がマイナーチェンジし、9月15日より発売された。ハイブリッドタイプでJC08モード34.4km/Lを実現し、ホンダ独自の安全運転支援システム「ホンダ・センシング」を標準装備した。

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■日常の使い勝手でステーションワゴンは根強い人気

 シャトルはフィットがベースのクルマで「フィットシャトル」であったが、独自性をだすため「シャトル」となった。価格.comの評価でも満足度「4.5」を示しており、外観、エンジン性能、走行性能、乗り心地、燃費、価格とも5点満点中4以上であるのも、バランスのいい日常仕様のクルマであることを表していると思う。ただ唯一インテリアが4を下回っているが、今回のマイナーチェンジでの工夫が評価を得るかどうかだ。

■5ナンバーでもこの利便性

 ホンダのコンパクトモデルとして人気のあったシビックも3ナンバーになってしまった現在だが、シャトルは5ナンバーを維持してくれている(全長:4400mm、全幅:1695mm、全高:1545mm)。それは、シャトルが国内専用車だからだろう。グローバル化の影響を受けない日本らしいクルマなのだ。ほとんどの立体駐車場に対応する車高であることも、日常の使い勝手の良さを実感できる。

 しかも、カテゴリーとしてはSUVに押されまくるステーションワゴンであるが、その特徴である荷室(ラゲッジスペース)も最大の奥行きが約184センチとなった。自転車も前輪を外した状態で2台積める。かなりフラットで、やわらかいカーペット生地も採用されていることもあり、車中泊にももってこいである。また、後席を倒さなくとも、9.5型のゴルフバッグが4個積める(もちろん横置きで)のはうれしい。日常だけでなく、レジャーにもフルに活躍してくれるだろう。

■燃費も向上、安全装備もついてこのお値段!

 価格.comの口コミを見ると、前モデルのハイブリッドタイプで燃費32km/Lを記録(100km走行)したユーザーがいる。燃費は、道路状況や運転の仕方で差が出る。これは高速の割合が多い上にかなり気を付けて運転しているとは思うが、カタログ燃費に近い数値を実現することは可能のようである。今回マイナーチェンジの数値34.4km/Lにも期待が持てる。

 また今回のシャトルには、安全運転支援システム「ホンダ・センシング」がすべてのタイプに標準装備されている。しかも、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)、LKAS(車線維持援システム)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能の8つの機能をフル装備である。

 ガソリン車もあるが、ハイブリッド車でおおよそ250万円前後は、その実用的価値からいっても侮れないクルマではなかろうか。燃費を気にするのであれば、SUVではなく、Cd値が低いステーションワゴンがおすすめである。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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