「セーラームーン」海外版での同性愛的な描画の抑制、海外で話題に

2017年8月10日 21:07

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 人気漫画「美少女戦士セーラームーン」はアニメ化されて海外でも人気となったが、アニメ内での同性愛的な設定や描写が海外版では規制対象となり変更されている点が海外サイトTeen Vogueで取り上げられ、話題となっているようだ(「【海外の反応】パンドラの憂鬱」ブログ)。

 同作内では、海王みちるというキャラクターと、天王はるかというキャラクターがパートナー同士であるとして描かれており、同居しているほか同性愛的な描写もある。しかし、海外版では同性愛的な描写を消すためいとこ同士という設定に変更されているという。

 また、天王はるかを演じた声優の緒方恵美氏はアメリカのアニメ雑誌のインタビューで、「同性愛の役を週末のゴールデンタイムOAの作品で演じて、宗教的に糾弾されなかったのですか?」と言われたことがあるという。

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