いわきFCついに敗れる、J1清水が2-0で勝利 天皇杯3回戦

2017年7月13日 07:29

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 12日、サッカー天皇杯3回戦が行われ、7部相当のいわきFCは、IAIスタジアム日本平でJ1の清水エスパルスと対戦した。試合は清水が先制し後半にも追加点を奪い、2-0で勝利。福島県社会人リーグ1部のいわきFCは今大会で快進撃を見せ、2回戦ではJ1のコンサドーレ札幌を力でねじ伏せただけに注目されていたが、3回戦で姿を消した。

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 清水は、開始1分、二見宏志のロングスローを長谷川悠がそのままバックヘッドでゴールに流し込んで先制する。その後も攻撃の手を緩める事無く立て続けにゴールチャンスを生み出し、惜しいシュートで圧倒する。いわきFCも徐々にペースを掴み始め、18分にはカウンターからシュートを続けざまに打つもGK六反勇治に阻まれる。前半のうちに同点に追いつこうとゴールを狙うが、枠を捉えられずに前半を終了する。

 後半も開始早々の5分にまたしても清水が得点を奪う。鄭大世の右からのクロスを枝村匠馬がポストプレーをした後、竹内涼がコントロールされたミドルシュートを決めた。時間帯の良い2ゴールでいわきFCの足も徐々に動かなくなり、そのまま2-0で清水が勝利した。

 いわきFCは株式会社ドームなどによるバックアップを受けてチームを強化、その成果も見せつけた大会となった。

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