【レビュー】登録不要の無料通話アプリ「SkyPhone」を使ってみた

2017年7月12日 17:44

小

中

大

印刷

「SkyPhone」操作画面1(ライター提供)

「SkyPhone」操作画面1(ライター提供)[写真拡大]

写真の拡大

  • 「SkyPhone」操作画面2(ライター提供)
  • 「SkyPhone」操作画面3(ライター提供)

 メールアドレス登録やSMS認証は不要、ダウンロードしてアプリを起動すればすぐに使える無料通話アプリ「SkyPhone」が100万ダウンロードを達成した。今回、この無料で利用できて操作も手軽、さらに高音質で通話できるという無料通話アプリをAndroidスマホ、iPad mini、iPod touchの3つで使用してみた。

【こちらも】Amazon、Skypeなどと競合の音声/ビデオ通話「Amazon Chime」開始

■とにかくシンプルな「SkyPhone」の仕組みは?

・登録不要、電話番号は「SkyPhone番号の取得」をタップするだけ
 「SkyPhone」はiOS7.1以上、Android4.0.3以上で使用可能なアプリだ。推奨回線速度は64kbps以上。ダウンロードしてアプリを起動すると「SkyPhone番号の取得」という画面が出てくるので、それをタップするだけで専用の電話番号がもらえる。

・通話は「SkyPhone」同士でのみ
 便利な無料通話アプリだが、通話は「SkyPhone」同士でのみ使用可能。「SkyPhone」から携帯や家の電話といった使い方はできない。

・データ通信、インターネット接続環境で使用可能
 「SkyPhone」はインターネット回線を利用して通話を可能にしている。LINEやSkypeの通話と同じだ。とりあえずインターネットが繋がる環境であれば回線契約をしていないiPod touchのような端末でもWi-Fiで利用できる。

・操作はシンプル
 このアプリはSkyPhone番号を取得した後の操作もシンプルだ。SkyPhone番号を入力するキーパッド、発着信履歴、登録した連絡先、設定の4項目がトップに表示される。設定ではプロフィール登録、着信音、通話音質、おやすみモード、あんしんモードなどの機能を設定可能だ。ユーザー登録などが一切ないため、アプリの起動にログインなどの操作は必要ない。

・あんしんモードで登録していない番号をブロック
 あんしんモードを設定すると、SkyPhoneの登録先に登録していない番号からの電話は拒否される。実際に試してみたところ、発信した側には「おつなぎできませんでした」と表示された。着信する側にはなんの履歴も残らないので、そもそも登録していない誰かが自分に電話をかけてきたことすら気づかない。

・個人情報を登録しないので漏れることがない
 アプリ起動時に個人情報等を登録する必要がないので、アプリを通してなんらかの拍子にメールアドレスや電話番号などが漏れることはない。また、LINEなどのように勝手にともだち登録をされたり検索されることもない。SNSと違い完全に電話としての機能だけを果たすシンプルなアプリだ。

・データ使用量は1分間の通話で約360KB
 「SkyPhone」は公式の説明によると、通話1分にあたり標準音質で約360KB、高音質で約480KBのデータを使用する。頻繁に通話する人や、一回の通話が長めの人はこのアプリは向かないかもしれないが、電話はほとんどしない・ごくまれにLINEやメールの延長で数十秒話すくらいなら十分に使える。

■クリアな音質、通常の電話と変わらない着信が魅力

 今回、このアプリを使用したのはauと契約しているiPad mini(iOS9.2.1)、データ通信のみの格安スマホLINEモバイル(Android5.1)、そしてWi-Fi環境でしか使えないiPod touch第5世代(iOS9.3.5)だ。結果としては、どの端末でも問題なく通話が可能だった。データ通信同士、データ通信とWi-Fi環境、データ通信を切りWi-Fiのみ、いずれのパターンでも発着信および通話は成立する。

 音質も無料通話アプリであることを考えるとクリアな部類に入る。気になるのは音質よりも多少ラグがあることだが、会話が成立しないということはない。ロック画面でも着信は表示され、電話を取ることもできる。

■シニア世代でも楽に使えるので、格安スマホにひとつ入れておくと便利

 アプリのシンプルさは、LINEやSkypeがよく分からず抵抗があるというシニア世代にもおすすめだ。実際にシニア世代の家族にも協力してもらい「SkyPhone」アプリのダウンロードから使用開始、その後の連絡先の登録、発着信もすべて自力でしてもらった。結果、使い始めるまでが複雑なLINEやSkypeと違い、この「SkyPhone」はとても簡単に操作ができるとのこと。

 スマホは高すぎるし電話は滅多にしないので、データ通信のみの格安スマホにしたいが通話手段が全くないのも困る。親に格安スマホを持たせたいが通話手段をどうしようか迷っている。2台、3台と端末を所有しているが一応全部に通話できるアプリを入れておきたい。趣味のやり取りで通話はしたいがLINEやSkypeを教えるまではちょっと…という場合にこのシンプルな「SkyPhone」は役立ちそうだ。

■「SkyPhone」のデメリットは?

 「SkyPhone番号」はリセット機能を使ったり、アプリを入れ直したりすると番号が強制的に変更される。つまり機種変更すると番号が変わってしまうため、その都度相手に登録しなおしてもらう必要がでてくる。さらに自分が今まで使っていた番号を他の誰かが取得することもあるため、伝えるのを忘れていた場合は相手が知らない人にかけてしまう可能性もある。今のところは家族や友人など、ごく親しい相手のみと使用する方がいいかもしれない。

 その他、留守電機能やショートメッセージが残せればといった「もう少し」という部分はあるが、逆にあれこれできないのが電話の煩わしさから解放してくれるというメリットもある。とにかく無料で使えてユーザー登録もいらないので、気になる人は一度使ってみてはいかがだろうか。

関連キーワードiOSAndroidLINESkypeSkyPhone

広告

広告

写真で見るニュース

  • 8月16日に行われたNASAによる発表の様子 (c) NASA Television
  • 「HondaJet Elite」(画像: 本田技研工業の発表資料より)
  • ダイハツ・タント(画像: ダイハツ工業の発表資料より)
  • あおり運転対策にこだわるなら、360度対応ドライブレコーダーの設置が考えられる。画像はイメージです。
  • 概要モードを表示し、「新しいデスク」をクリックすれば仮想デスクトップが追加される。目的ごとに使い分ければ作業効率が大幅にアップするだろう。
  • 「HomePod(ホームポッド)」(画像:アップルジャパンの発表資料より)
  • 「S-mile(スマイル)」によるデリバリーのイメージ。(画像: 藤田観光の発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース