ピガールの”架空の美術館”が東京へ、ナイキラボとコラボのコレクション

2017年7月11日 11:09

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記事提供元:ファッションプレス

 ピガール(PIGALLE)が、ナイキラボ(NikeLab)とコラボレーションした2018年春夏メンズコレクションを引き連れ日本へ。七夕の夜となる2017年7月7日(金)東京のホテル「TRUNK」にてショーを行った。

 パリ・メンズコレクションの舞台となった架空の美術館を東京の街に再現。今季のシーズンルックを着用したモデルの絵画、そして数体の彫刻が並ぶ”ピンク色のアート空間”にモデルたちが現れた。

 コラボレーション対象となったのは、ナイキラボの中でもバスケットボールに特化したシリーズ。ナイキらしいフルジップトップス、ショートパンツ、そしてサンバイザーやスニーカーといったパフォーマンスウェア&アクセサリーがピガールカラーに染まっている。

 サイドラインのパンツは、ラインの配置を外側から内側へ。歩く度にちらりとのぞくアクセントカラーは、オンコートからオフコートへと活躍の場を変え、洗練されたイメージへと繋ぐ。スポーツ界を代表するジャージのセットアップはオールインワンへと昇華。上からジャケットを羽織れば、都会に似合うシティルックへと印象を変える。

 トップスは袖を長く、ジャケットは前下がりに裾を斜めにカッティング。そういった絶妙なバランスがレイヤードの面白さを豊かにする。本来スポーツウェアでは見られないシースルー素材、グリッター素材も積極的に取り入れられ、シースルー地のアウターからはインナーのロゴや色柄をのぞかせたり、パンツのスリットから光沢ある裏地が覗かせたり、独自のスタイリングが披露される。

 ピガールとナイキラボのコラボレーションを讃え、両ブランドのロゴはふんだんに散りばめた。ピガールを象徴する菱形のマークとナイキを代表するスウッシュを隣同士に並べた総柄は、コート、ジャケット、パンツ…と度々起用。ラストルックを飾った、ピガールのデザイナー ステファン・アシュプールは、中でもエクスクルーシブなピースを手にした。バックスタイルに、ナイキロゴのチャームをたっぷり飾ったジャケットを着用して登場する。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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