ゼネテック、法人向け安否確認サービスを提供、位置情報と連動

2017年5月9日 12:17

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企業向け安否確認サービス「ココダヨ」Bizの画面イメージ(写真:ゼネテック発表資料より)

企業向け安否確認サービス「ココダヨ」Bizの画面イメージ(写真:ゼネテック発表資料より) [写真拡大]

 ゼネテックは8日、個人向けに提供していた多災害対策用位置情報自動通知サービス「ココダヨ」を法人向けの安否確認サービスとし、「ココダヨ」Bizとして提供を開始した。価格は初期登録料5万円~。月額利用料は3万円~(50人まで利用できるプラン)。端末はiPhone、Android、ガラケーに対応。

【ココダヨのアプリは】ゼネテック、災害時の位置情報連絡や平常時の見守り機能のアプリを提供

 「ココダヨ」Bizサービスは、個人向け『ココダヨ』の基礎技術をベースに法人が災害発生時のBCP(事業継続計画)やBCM(事業継続マネジメント)として活用できる安否確認サービス。緊急地震速報や企業の緊急事態発生などの警報に連動し、社員の直近の位置を共有して地図上に表示する。社員の安否情報はリアルタイムで地図上の位置とともに表示でき、地図上に表示された社員の中から集合場所に近く無事な社員だけに参集をかけることも可能だ。

 同社によると、従来のメールベースの安否確認サービスでは、安否の情報だけが集計されて報告されるにとどまっていた。同サービスでは安否とともに位置情報が共有され、「事業継続のための次の一手」を迅速に判断することが可能だとしている。

 主な機能として、「安否確認」、「安否状況の集計」、「アラート発報」、「アラート種別の選択」、「一斉警報送信機能」、および「位置情報の地図表示」などを搭載している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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