ホーム > 政治・社会 > 原子力発電・放射能 > 記事

高浜原発3・4号機の運転差し止め、大阪高裁が取り消しを決定

2017年3月30日 18:27

印刷

記事提供元：スラド

　福井県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機に対し、滋賀県の住民ら29人が運転差し止めを求めて提訴していた裁判で、大阪高裁は差し止めを認めた滋賀県・大津地裁の仮処分決定を覆し、再稼働を認める決定を下した（ロイター、中日新聞、福井新聞、京都新聞）。

　高浜原発は2016年1〜2月に再稼働していたが、大津地裁の決定を受けて停止していた。関西電力は原発への依存度が高く、再稼働によって火力発電で使用していた燃料費などを削減でき、経営状況が改善する見通し。料金値下げなども行われるようだ（日経新聞、朝日新聞）。

　スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 法廷 | 電力 | 原子力

　関連ストーリー：
四国電力、伊方原発3号機再稼働 2016年08月12日
運転開始から40年を超えた高浜原発、20年間の運転延長が許可される 2016年06月21日
高浜原発の運転差し止め、上級審で覆った場合の損害賠償請求はどうなる 2016年03月25日
福井県の高浜原発3・4号機、大津地裁が運転停止の仮処分を出す 2016年03月09日
福井地裁、高浜原発の再稼働を認めない仮処分決定 2015年04月16日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事

スポンサードリンク

原子力発電・放射能の最新ニュース

RSS

» 原子力発電・放射能の最新ニュースをもっと見る