米GM、独オペルを仏プジョーに売却し欧州市場から撤退

2017年3月7日 21:07

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 米ゼネラル・モーターズ(GM)が、傘下の独オペルおよび関連事業を仏プジョー・シトロエングループ(PSA)に売却すると発表した(朝日新聞)。

 これにより、GMは欧州市場から事実上撤退するだけでなく、世界販売台数で日産・仏ルノー・三菱自動車連合に逆転され、首位争いからも後退する事になる。世界販売台数は、独フォルクスワーゲン(VW)、トヨタ自動車、日産・仏ルノー・三菱自動車連合の順となり、今後はこの3強に絞られるようだ。

 PSAは、欧州市場で、日産・ルノー・三菱自動車連合を抜き、2位となる(首位はVW)。PSAは近年赤字が続いていたが、元ルノー幹部の新しい最高経営責任者の下でコスト削減を進め、2年連続で黒字となっていたそうだ。GMの欧州部門は、赤字が続いていた。

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