カシオ、GPSハイブリッド電波ソーラー「G-SHOCK」発売へ

2017年3月2日 06:22

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GPSハイブリッド電波ソーラーウオッチ「GPW-2000」(カシオ計算機発表資料より)

GPSハイブリッド電波ソーラーウオッチ「GPW-2000」(カシオ計算機発表資料より)[写真拡大]

 カシオは1日、「G-SHOCK」の航空コンセプト「GRAVITYMASTER」シリーズの新製品としてGPSハイブリッド電波ソーラーウオッチ「GPW-2000」を5月19日から発売すると発表した。

 同製品は、内蔵のタイムゾーンとサマータイム情報を自動更新して世界中どこでも正確な時刻を表示する最新モジュール「Connectedエンジン 3-way」とBluetoothを搭載。「Connectedエンジン 3-way」は、世界で初めて標準電波とGPS衛星電波の受信にスマートフォンを介したタイムサーバー接続を加えた3つの時刻取得システムを備える。

 文字盤デザインは、航空コンセプトの「G-SHOCK」として、その世界観を表現するため航空機の計器をモチーフとしている。取得した位置情報から緯度を9時側のインダイアル、経度を6時側に設けた小窓で簡易的に表示する。また、時計側のボタンを押したとき、地点情報を時刻情報とともにスマートフォンの地図上に表示できるフライトログ機能を搭載する。構造面では、バンド固定に使用するとで振動で緩んでしまうビスを用いず、バンドをファインレジンのシャフトカバーと、カーボンファイバーを封入したファインレジンのパーツで固定するビスレス方式を採用している。

 衝撃、遠心重力、振動の3つの重力加速度に耐え、引っ張り耐久力の高い「カーボンファイバーインサートバンド」、JIS1種に準拠した耐磁性能など、厳しい環境に耐え得るタフネス性能も充実している。サイズは66.0×57.2×18.2mm、重さは約198g。価格は10万円(税別)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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