中学高校で「部活動指導員」導入へ

2017年2月22日 09:03

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記事提供元:スラド

 文部科学省が4月より施行する学校教育施行規則では、中学高校における「部活動指導員」という職位が初めて公式に定められるとのこと。これによって、学校の教員ではない指導者に対し部活動におけるさまざまな権限を与えられるようになるという(読売新聞)。

 中学高校の部活動における、学校教員以外の指導者は、今まで「補佐役」という立場であり、大会への引率などができなかった。今回新たに設定された「部活動指導員」は学校教育法施行規則において「中学、高校で部活動の指導や引率を行う」と規定されており、部活動に関しては学校教員に準じる役割を負うことができるようになる。

 中学高校における部活動が教員の長時間労働の温床となっているとの指摘があるが、これによって教員の負担を削減することが期待される。

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