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日報問題「自身が聴取している」稲田防衛大臣
稲田朋美防衛大臣は21日の記者会見で「元々、南スーダン派遣は民主党政権が決めた」としたうえで、「民主党政権時から、PKO派遣隊の『日報』は「用済み後、破棄、つまり、派遣部隊で作って中央即応集団に報告すればそこで破棄するという扱いがなされていた」と語った。
そのうえで「今回も、そういう取り扱いを前提として破棄し不開示としたもので、隠ぺいの意図はなかった」と強調。
稲田防衛大臣は「どこかにあるのではないか、探しなさいと言って、探して公表したものであり、全く隠蔽の意図はなかった。しかし、その捜索の範囲が十分だったのか、見つけてから私への報告まで1ヶ月かかってしまったこと、また、用済み後廃棄としていた取扱いがどうだったのか、1年未満、すなわち用済み後廃棄という取扱いがどうだったのかということはしっかり検討し、結論を出していきたい」と『日報』の扱いについて検討する考えを改めて語った。
稲田防衛大臣は当面「派遣部隊が活動し帰ってき、それ(日報)を教訓に活かせている間、とにかく、それに適当な期間はしっかり保管をするよう、すでに指示している」と活動成果の検証が済むまで保管する必要があり、保管するよう指示出ししているとした。
また、稲田防衛大臣は「そもそもの文書の保管期間がどうだったのかということを中心に今、私自身がしっかり事実関係を聴取しているので、それをまとめて、どういう改善策を講じたかというのは、なるべく早い時期に出したい」とした。また、日報の存在が確認されて1カ月あとの大臣への報告になっていることには、改めて「問題だ」とした。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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