キングソフト、無料セキュリティソフトのアップデート版リリース

2017年2月14日 05:52

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「KINGSOFT Internet Security 2017」の利用イメージ(キングソフト発表資料より)

「KINGSOFT Internet Security 2017」の利用イメージ(キングソフト発表資料より)[写真拡大]

 キングソフトは13日、無料のセキュリティソフトのメジャーアップデート版である「KINGSOFT Internet Security 2017」を公開した。

 同ソフトは、よりわかりやすくシンプルなユーザーインターフェースで、パソコンに触れる機会が少ない人でも、直感的に使用できるセキュリティソフト。専門スタッフが常駐する「キングソフトサポートセンター」で電話やメールによるサポートも無料で受け付ける。専用サイトからダウンロードするだけで利用でき、手間のかかる登録などは必要ない。

 主な特長として、独自開発による「高速なウイルス検出エンジンBlue ChipIII」を搭載、クラウドウイルススキャン技術で「動作の重さ」を解消している。また、ワンクリックでパソコンのメモリを解放しパソコンの動作を快適にする「PC加速」機能とパソコンの「不要ファイル削除」機能を搭載。軽快なパソコンの動作を支援する。

 警察庁、フィッシング対策協議会とも提携した「フィッシングサイト対策機能」も搭載。ショッピングサイトや金融機関のウェブサイトに似せたニセのウェブサイトへアクセスさせるフィッシングからの被害を未然に防げるという。さらに、パスワードの使いまわしを防止できる「パスワード管理機能」を搭載、パスワードを安全な環境で管理できる。

 動作環境は、OSがMicrosoft Windows 10/8.1/7(32Bit/64Bit全対応)、ブラウザーがInternet Explore 8~11、CPUが2Ghz以上、メモリが2GB以上、HDDに1GB以上の空き容量があること。利用にあたっては、パターンファイルの更新・クラウドサーバーとの接続を行うためにオンライン環境での使用、および管理者権限のあるアカウントでログインすることが必要である。仮想環境には対応していない。なお、有料版も提供されている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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