日経平均は反落、短期筋の売り仕掛けあれば、押し目拾いで対応/ランチタイムコメント

2017年1月5日 12:15

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記事提供元:フィスコ


*12:15JST 日経平均は反落、短期筋の売り仕掛けあれば、押し目拾いで対応
 日経平均は反落。49.46円安の19544.70円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。米株高の流れを受けて19600円に乗せて始まった。ただ、その後は円相場が1ドル116円台半ばと朝方から円高に振れて推移しているなか、前日の大幅な上昇に対する利益確定の流れに。ただ、下を売り込む流れにもならず、日経平均は19550円を挟んでのこう着となっている。

 セクターでは鉱業、金属製品、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、ガラス土石、パルプ紙、機械が下落。一方で、情報通信、空運、医薬品、保険、サービス、小売が小じっかり、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、日立<6501>、東芝<6502>、シャープ<6753>が上昇。半面、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、富士重<7270>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>が冴えない。

 日経平均は寄付き後に19615.40円まで上げ幅を拡大させたが、ファーストリテや自動車、ハイテク株の一角に利益確定の動きが見られている。一方で、ソフトバンクGなど通信の一角や医薬品などが堅調であり、リバランスの動きといったところであろう。日経平均は週足ベースの価格帯別出来高で商いが膨れている水準での推移であり、強弱感が対立しやすい水準でもあろう。ただ、19500円処での底堅さが意識されているため、売り込みづらいところである。

 TOPIXはプラスで終えていることもあり、日銀のETF買い入れは期待しづらいところ。短期筋の売り仕掛け的な動きが出てくる可能性がありそうだが、調整が強まる局面では押し目を拾いたいところであろう。(村瀬智一)《AK》

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