Pebbleスマートウォッチ、2017年中は現在と変わらず使用可能に

2016年12月18日 18:50

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記事提供元:スラド

先日主な資産をFitbitに売却し、製品保証の打ち切りを発表したPebbleだが、FitbitではサービスやソフトウェアなどPebbleエコシステムのすべての要素について、2017年中は現在と変わらず使い続けられるようにすることを決めたそうだ(Pebble Developer Blogの記事9to5Googleの記事Ars Technicaの記事The Vergeの記事)。

これにより、Pebble SDKやCloudPebble、Timeline API、ファームウェア、モバイルアプリ、開発者ポータル、アプリストアなどは当面現在と同じように利用可能となる。また、クラウドサービスが終了しても機能が大きく失われないようにするため、モバイルアプリの更新を行う計画だという。

フィットネストラッカー機能のPebble Healthはクラウドに依存しないため、今後も引き続きPebbleのモバイルアプリやApple HealthKit、Google Fitとの組み合わせで使用できる。一方、サードパーティーのサービスに依存する音声認識やメッセージング、気象情報などの機能については、いつまで継続可能か検討しているとのことだ。

なお、Kickstarterの直近のプロジェクトに関しては、製品を受け取っていない支援者への返金が発表されていたが、支援額の一部しか返金されなかったという報告が多数出ているようだ。何らかの手違いの可能性もあるが、Pebbleからのコメントは出ていないため詳細は不明だ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | テクノロジー | ビジネス | ハードウェア | ソフトウェア | クラウド | スラッシュバック | IT

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