伊豆急と東急電鉄、横浜と伊豆を結ぶ観光列車を来夏に運行

2016年10月6日 22:03

印刷

 伊豆急行と東京急行電鉄は6日、2017年7月(予定)にJR横浜駅と伊豆急下田駅を結ぶ新たな列車を運行させると発表した。

 新列車は、8両編成・定員100名程度で国内の観光列車のなかでは最大級の列車で、上質な空間でさまざまな演出と食事など魅力的な車内サービスを提供するという。車両は伊豆急行の「アルファ・リゾート21」が改造される。列車名称、デザイン、具体的な車内サービス内容などは未定、詳細は決まり次第発表される。

 車両のデザイン・設計は、ドーンデザイン研究所(社長:水戸岡鋭治)が行う。同研究所の主な実績には、クルーズトレイン「ななつ星in九州」、九州新幹線800系、787系などJR九州の特急車両や、「或る列車」などのD&S(デザイン&ストーリー)列車、JR博多シティ、JRおおいたシティ、肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」、しなの鉄道「ろくもん」、富士急行「富士山ビュー特急」、「富士登山電車」、和歌山電鐡「たま電車」などがある。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事