タニタ、「部位ごとの筋質」が測定可能な体組成計―家庭用で世界初

2016年10月6日 16:10

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タニタが発売するデュアルタイプ体組成計インナースキャンデュアル「RD-800」。家庭用としては世界で初めて、部位ごとの筋質が測定できる。(写真:タニタ発表資料より)

タニタが発売するデュアルタイプ体組成計インナースキャンデュアル「RD-800」。家庭用としては世界で初めて、部位ごとの筋質が測定できる。(写真:タニタ発表資料より)[写真拡大]

 タニタは5日、家庭用では世界初という、部位(右腕・左腕・右脚・左脚)ごとの筋肉の質(筋質)を評価できる体組成計インナースキャンデュアル「RD-800」を11月11日に発売すると発表した。価格はオープン。

 同製品は筋質の評価に加え、アスリートのコンディション管理に役立つ新開発の「脈拍測定機能」を搭載するなど26項目の計測・表示を実現している。また、スマートフォンと連携し計測データをアプリの「ヘルスプラネット」で管理でき、常に体の状態の変化を経時グラフで確認できる。

 同製品には、医療機関や研究施設などで使用される体組成計と同じ二つの周波数で計測する先進技術を部位別体組成計で世界で初めて採用。これにより全身だけでなく、部位ごとに筋肉の質を評価する「筋質点数」のチェックを可能にした。また、「脈拍測定機能」には、脈拍測定のスタンダードである心臓の拍動に伴う電位差をモニターする方式を採用。同独自のアルゴリズムと組み合わせることで、高い測定精度を実現している。

 計測・表示項目は、体重、筋肉量(全身・体幹部・右腕・左腕・右脚・左脚)、筋質点数(全身・右腕・左腕・右脚・左脚)、MBA判定、脈拍、体脂肪率(全身・体幹部・右腕・左腕・右脚・左脚)、BMI、体水分率、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、内臓脂肪レベルの26項目。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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