日産、自動走行椅子を開発

2016年10月1日 17:05

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記事提供元:スラド

日産自動車が同社の自動運転技術「ProPILOT」から発想を得て、自動走行椅子を開発したそうだ(ニュースリリースProPILOT CHAIR動画[1][2])。

この椅子「ProPILOT CHAIR」は行列に並ぶ人が利用し、行列待ちのストレスを軽減するために開発されたものだという。先頭の人が立ち上がると空いた椅子は自動で行列の最後に移動し、次の椅子が先頭位置まで進む。続く椅子もセンサーにより前の椅子を追尾する。自動で片付く機能も搭載されているようだ。

現在、日本国内を対象に設置店舗を募集中で、店舗には無償貸与されるとのこと。応募するには指定されている2つのハッシュタグ「#NissanProPilotChair」「#Wanted」を付け、店舗名・店舗情報の掲載されたWebサイトのURLを記載して公開設定でSNSに投稿すればいい。募集は12月27日17時まで。

このプロジェクトは日産が車両技術で培った技術をみんなの生活にもたらすという「TECH for LIFE」で実施されているもので、今回はその第2弾。第1弾は自動駐車機能「インテリジェントパーキングアシスト」を応用し、自動で片付くという「INTELLIGENT PARKING CHAIR」が紹介されている。 スラドのコメントを読む | idleセクション | テクノロジー | 変なモノ | idle | ロボット | 交通

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