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Google傘下のDeepMind、人工知能の反逆を抑止するシステムを考案
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 人工知能(AI)技術の発達に従い、AIが人類の脅威となるのではと考える人々も増えている。Google傘下でAI関連の技術開発を行うDeepMindと英オックスフォード大学が、万が一そういった状況になった際にAIの振る舞いを強制的に変えるシステムを開発しているそうだ(Engadget Japanese、HotHARDWARE、Slashdot)。
このシステムについてはすでにSafely Interruptible Agentsという論文(PDF)で発表が行われている。これによると、強化学習を行っているAIは現実世界のような複雑な環境において、好ましくない挙動を行う可能性があるという。そういった場合、たとえば人間のオペレーターが「大きな赤いボタン」を推すことで、有害な行動を止めることができる、というシステムが考えられるが、これでもAIがこのボタンの存在を認識し、これを無効化するといった対処を行う可能性がある。この論文では、そういった「停止ボタン」についての存在をAIに学習させずに有害な行動を止める方法を提案するとしている。
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