概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、4月鉱工業生産が予想に反して小幅ながら上昇を維持したことが大いに好感

2016年6月3日 09:51

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記事提供元:フィスコ


*09:51JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、4月鉱工業生産が予想に反して小幅ながら上昇を維持したことが大いに好感
【ブラジル】ボベスパ指数 49887.24 +1.78%
2日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比874.59ポイント高(+1.78%)の49887.24で取引を終えた。48780.54から49905.57まで上昇した。

この日発表のブラジルの4月鉱工業生産が、落ち込むとの予想に反して小幅ながら上昇を維持したことが大いに好感され、買い材料になった。また、教育大手2社の合併観測が、新たな買収・合併(M&A)のきっかけになり株式市場の活性化につながる、との思惑もブラジル株の下支えになったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1890.78 -0.13%
2日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比2.40ポイント安(-0.13%)の1890.78で取引を終了した。1898.90から一時1876.58まで下落した。

石油輸出国機構(OPEC)の生産目標の再設定失敗を受けて、ブレント原油先物が一時49ドル割れになった動きに連れて、ロシア株も下落した。しかし、その後、米国内の原油や同製品の在庫が軒並み減少したことを受けて、ブレント原油先物が50ドル絡みまで反発したことで、ロシア株も下落幅を縮小した。

【インド】SENSEX指数 26843.14 +0.48%
2日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比129.21ポイント高(+0.48%)の26843.14、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.00ポイント高(+0.48%)の8218.95で取引を終えた。

軟調な展開を示した後は終盤にプラス圏を回復した。成長予想の引き上げが好感された。経済協力開発機構(OECD)はこのほど、今年のインドの成長予想について、今年2月に予測した7.4%から7.5%に引き上げた。投資が堅調に伸びているほか、構造改革の進行やインフラ整備に関連した支出の増加などが挙げられた。

【中国本土】上海総合指数 2925.23 +0.40%
2日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.72ポイント高(+0.40%)の2925.23ポイントと反発した。

資金流入期待が追い風。現地メディアは1日、主要RQFII(人民元適格海外機関投資家)ファンドの一つ「南方FTSE中国A株50 ETF」のA株買い越し規模について報道し、5月30日の20億人民元に続き、翌31日にも18億3000万人民元が流入したと伝えた。MSCIの年次見直しが近づくなか(今月14日公表予定)、新興国株指数にA株を組み入れられるとの観測も広がっている。国内景気の先行き不安などで弱く推移する場面がみられたものの、指数は引けにかけて買いが再び優勢となった。《CS》

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