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OSSコミュニティとの対立から11年、BitKeeperがオープンソース化される
あるAnonymous Coward 曰く、 「BitKeeper」といえば、古参のLinuxユーザーにとってはプロプライエタリソフトの代表として懐かしい名前かもしれないが、米BitMover社は5月9日、「BitKeeper 7.2」をApache 2.0ライセンスのオープンソースソフトウエアとしてリリースした(リリースノート、OSDN Magazineの記事、Phoronixの記事、Slashdotの記事)。
BitKeeperは1998年に開発が始まった歴史のある分散型ソースコード管理システムだ。大規模なプロジェクトに適しており、フリーソフトウェア開発者が無料で利用できたことから、2002年から2005年にかけてLinuxカーネルのソースコード管理に使われるなど一世を風靡した。しかしOSS開発者によるリバースエンジニアリングなどを巡ってLinus Torvalds氏らを巻き込んだ激しい騒動となり、コミュニティと決別。この事件が後にGitやMercurialといったソフトウェアが生まれるきっかけとなった。
11年の時を経て、当時まだ生まれてもいなかったGitは今や分散型ソースコード管理システムの代名詞となり、片やBitKeeperの名前を聞くことは少なくなってしまった。OSS化されたBitKeeperはこれからどう歩んでいくのだろうか。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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