プーチン大統領のインターネットアドバイザーはTorrentトラッカーサイトのオーナー?

2016年1月25日 00:16

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記事提供元:スラド

ロシアのプーチン大統領からインターネット関連のアドバイザーに任命されたゲルマン・クリメンコ氏が、Torrentトラッカーサイトのオーナーではないかと報じられている(TorrentFreakの記事Global Voicesの記事Ars Technicaの記事TNW Newsの記事)。

Vedomosti紙によると、クリメンコ氏がTorrentトラッカーサイト「TorrNADO.ru」のオーナーだと2人の友人が証言したそうだ。クリメンコ氏は公職に就くにあたって息子にビジネスを譲ったとの証言もあるとのこと。Whoisレコードによれば、TorrNADO.ruドメインを登録しているのは「ECO PC — Complex Solutions」であり、この会社のオーナーはクリメンコ氏が以前雇っていた人物だという。

こういった報道に対してクリメンコ氏は、著作権者の承諾を得たファイルを配布する限りTorrentトラッカーの所有は合法だとの考えを示したが、TorrNADO.ruには著作権者が配布を承諾するとは考えられない米国の映画なども数多い。この点について批判されたクリメンコ氏は、Telegram Messengerの閉鎖と中国式インターネットのロシアへの導入、著作権侵害の支持を同時に行おうとする自分の罪は驚くべきだなどと述べたとのこと。

クリメンコ氏は先日、著作物の消費は経済に良い効果を与えるので、経済が安定するまでは著作権侵害行為にあまり目くじらをたてるべきではないといった趣旨の発言もしている。 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | YRO | 海賊行為 | 著作権 | 政治 | インターネット | 政府

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