愛媛大、100億年前に星の生成が止まったことを示す銀河を発見

2015年9月13日 14:11

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マエストロ銀河 (中央の銀河) を取り巻く電離ガス (青い拡がり) (愛媛大学)

マエストロ銀河 (中央の銀河) を取り巻く電離ガス (青い拡がり) (愛媛大学)[写真拡大]

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 愛媛大学は、100億光年彼方の宇宙で、「まさに星の生成が止まりつつある」銀河を発見することに成功した。

 現在の宇宙年齢は138億歳であり、宇宙年齢が30億歳の頃までに活発に星が作られたことが分かっている。しかし、その後は突然星を作らなくなり、この問題は「星生成抑制問題」と呼ばれている。

 今回の研究では、すばる望遠鏡の主焦点カメラ「スプリーム・カム」を用いた撮像サーベイ観測を行った。その結果、100億年前の宇宙にあるライマンα輝線銀河の大規模探査を行う中で、「星生成を止めつつある銀河」であるマエストロ銀河を発見することに成功した。

 これまでにない大規模な探査を行ったにもかかわらず発見されたマエストロ銀河がたった6個であることは、稀な銀河であること、つまりマエストロ銀河の状態にいる期間が短いことを意味している。

 今後は、さらに多くのマエストロ銀河を発見し、 銀河進化の描像を確立することが期待されている。

 なお、この内容は「The Astrophysical Journal Letters」に掲載された。

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