3週連続で週初はギリシャ協議進展を見極め【クロージング】

2015年7月10日 17:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:01JST 3週連続で週初はギリシャ協議進展を見極め【クロージング】

10日の日経平均は反落。75.67円安の19779.83円(出来高概算27億6000万株)で取引を終えた。ギリシャ支援を巡るユーロ圏首脳会議を見極めたいほか、SQに絡んだ商いが売り越しだった影響から小反落で始まった。その後、小安く始まった上海指数が上昇に転じたことを受けて、インデックスに絡んだ商いから主力株中心に買われると、日経平均は一気に19900円台に上昇した。

ただし、一時19978.24円まで上昇したが2万円にあと一歩届かず。大引けにかけては週末要因とギリシャ協議の行方、中国についてもしばらく見極めが必要な中、ポジション調整の売りに押されている。東証1部の騰落銘柄は値上がり860、値下がり932、変わらず96と、値上がり値下がりが拮抗。規模別指数は小型株指数のみマイナスだった。

ギリシャ政府は、支援の前提となる年金改革などを含む構造改革案を提出し、12日のユーロ圏首脳会議で受け入れられるかが焦点となる。足元では2週連続で週明けにギリシャ情勢が嫌気されて大幅な下げをみせている。来週もギリシャ協議の結果を受け、週初は波乱含みの展開が警戒されるところ。

ドイツなどを中心にギリシャに厳しい改革を求める声は強く、見極めが必要である。ただし、協議が進展するようだと、ギャップ・アップで日経平均は2万円を回復してくる可能性はあるだろう。

また、中国の動向も注視する必要がある。中国については当局の株価対策がようやく表れてきたようだが、中国に関しては市場機能の正常化をしばらく見極める必要がある。中国株ファンドの解約停止と影響が表れており、インバウンド消費への影響も次第に警戒されてくるだろう。《AK》

関連記事