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ゼリア新薬が英社から炎症性腸疾患薬の権利を取得
■米国を除く全世界40カ国以上での販売権を取得し「アサコール」と両面展開
ゼリア新薬工業<4559>(東1)は9日の取引終了後、100%子会社のティロッツ・ファーマ(Tillotts Pharma AG、スイス)が英アストラゼネカの炎症性腸疾患治療剤「Entocort(アストラゼネカの登録商標、一般名:ブデソニド)」の米国を除く全世界における権利を取得することを決議し、同日付でその契約を締結んだと発表した。取得額は2億1500万米ドル(約265億円)。業績への影響は現在精査中で、公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとした。本日の株価終値は1682円(82円安)だった。
発表によると、潰瘍性大腸炎及びクローン病を含む炎症性腸疾患は世界中に約500万人の患者が存在すると推定され、スイス子会社ティロッツ・ファーマは、主要製品である炎症性腸疾患IBD 治療薬「Asacol(アサコール、ゼリア新薬の登録商標)」を世界およそ50カ国で販売している。「アサコール」は1984年にスイスで上市され、現在では多くの国で炎症性腸疾患、主に潰瘍性大腸炎の第1選択薬として用いられている。「アサコール」は、安倍首相が以前服用していたことでも知られている。
今回取得する「Entocort」は、クローン病を適応として40カ国以上で承認され、さらに一部の市場では潰瘍性大腸炎の適応でも承認されている局所作用性のステロイド剤で、炎症性腸疾患の中で主にクローン病治療剤として市場が確立されている。米国を除く全世界40カ国以上で販売されている「Entocort」の権利を取得することにより、ティロッツ・ファーマは炎症性腸疾患治療において「アサコール」を補完することが可能となり、両製品のシナジーを発揮して消化器領域での一層のプレゼンスを示すことができるとともに、今後「Entocort」の販売地域の拡大を通して、欧州を中心としたティロッツ・ファーマの事業基盤の強化ならびに当社グループの一層の発展に寄与するものと期待している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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