重要イベント控えリバウンドは狙いづらく【クロージング】

2015年6月16日 16:34

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記事提供元:フィスコ


*16:38JST 重要イベント控えリバウンドは狙いづらく【クロージング】

16日の日経平均は続落。129.85円安の20257.94円(出来高概算19億9000万株)で取引を終えた。ギリシャが債務不履行に陥るのではないかという懸念が強まり、海外市場が軒並み下落した流れを受けて売りが先行した。その後、20368.21円と下げ幅を縮める局面もみられたが、前場中ごろ過ぎから下げ幅を広げている。

先物市場では断続的な売りが出ているとの見方や10時から黒田日銀総裁が参議院財政金融委員会に出席するなかで、思惑的な売りが出たとの見方もされている。また、16、17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18、19日には日銀の政策委員会・金融政策決定会合など重要イベントが控えていることも影響しているとみられる。その後は5日、25日線レベルでの攻防が続いた。

セクターでは銀行が2%超下落となっており、FOMCや日銀会合を控え、市場心理を冷ました感はある。明日以降もFOMC、日銀会合の結果待ちとなるなか、こう着感の強い相場展開が続きやすいであろう。また、ギリシャ情勢への警戒も根強く、下値の堅さが意識されたとしても、積極的なリバウンドを狙った資金流入は期待しづらいだろう。

そのため、個別に材料が出た銘柄やテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いが中心になりそうである。また、日経平均が25日線レベルでの攻防をみせるなか、これを明確に割り込んでくるようだと、一気に利益確定の流れが強まる可能性も警戒される。《AK》

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