概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、物品サービス税(GST)を引き下げるとの観測も支援材料

2015年6月11日 09:53

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記事提供元:フィスコ


*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反発、物品サービス税(GST)を引き下げるとの観測も支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 53876.45
10日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1060.45ポイント高
(+2.01%)の53876.45で取引を終えた。52817.46から54102.19まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは47、値下がりは18、変わらず1であった。

鉱山大手のヴァーレ(VALE3)が、2015年下半期に中国の鉄鉱石輸入が増加するとの見通しを示したことで、大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引するかたちになった。また、米国の原油在庫統計の減少を受けて、NY原油先物が61ドル台まで続伸したことも、ブラジル株の買いにつながった。

【ロシア】MICEX指数 1653.09 -0.66%
10日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比10.92ポイント安(-0.66%)の1653.09で取引を終了した。1667.19から1650.89まで下落した。

ブレント原油先物の続伸が好感されたものの、ルーブルがいったん下げ止まり反発に転じたことで(対米ドルで一時53.7966レベルに上昇)、輸出関連企業の収益が圧迫されるとの懸念が勝り、ロシア株の下押しにつながったとみられる。ギリシャ債務協議の合意期待から欧米株が大幅高となったが、ロシア株の追随はみられなかったもよう。

【インド】SENSEX指数 26840.50 +1.36%
10日のインドSENSEX指数は反発。前日比359.25ポイント高(+1.36%)の26840.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.27%(102.05ポイント)高の8124.45で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後も高値圏でもみ合っている。連日の下落で値ごろ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、政府が一部業種を対象に物品サービス税(GST)を引き下げるとの観測も支援材料。国内メディアはきょう10日、物流業界を対象にGSTが最大20%引き下げられる可能性があると報じた。ほかに、商品相場の下落に伴い、企業の利益率が2015年度(16年3月まで1年間)に改善するとの見通しも好感された。

【中国本土】上海総合指数 5106.04 -0.15%
10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.50ポイント安(-0.15%)の5106.04ポイントと小幅ながら続落した。

引けにかけて下げ渋る展開。上海総合指数は一時、2%超下落していたものの、引けにかけてプラス圏に浮上する場面もみられた。株価指数を算出するMSCIは日本時間10日早朝、世界の投資家が注目するエマージング・マーケット・インデックスへの本土A株の組み入れについて、6月の定例見直しで見送ることを決定。ひとまずネガティブ材料として意識された。《NH》

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