高濃度水素水に日常生活の疲労を改善する効果があることを確認―大阪市大

2015年5月24日 17:39

印刷

高濃度水素水を摂取した群では、睡眠の質が改善した。※スコアが低いほど睡眠の質が良好であることを示す(大阪市立大学の発表資料より)

高濃度水素水を摂取した群では、睡眠の質が改善した。※スコアが低いほど睡眠の質が良好であることを示す(大阪市立大学の発表資料より)[写真拡大]

  • 高濃度水素水を摂取した群では、自律神経機能が改善した。※スコアが低いほど日常ストレスによる交感神経活動が抑制されたことを示す。(大阪市立大学の発表資料より)
  • 高濃度水素水を摂取した群では、課題に対する意欲を反映するトライアル間の反応速度が改善した。(大阪市立大学の発表資料より)

 大阪市立大学の健康科学イノベーションセンターと大阪市立大学大学院医学研究科は、高濃度水素水が日常生活疲労に対する抗疲労効果を持つとの研究結果を明らかにした。睡眠の質改善のほか、メンタルヘルス改善、安静時交感神経活動の抑制、作業課題に対する意欲向上の効果が認められたという。

 今回の研究では、抗疲労製品の効果に関する臨床評価ガイドラインに従い、高濃度水素水「水素たっぷりのおいしい水」(0.8~1.2ppm)と水素を含まず水素以外は同組成の飲料水を比較する実験(2群間クロスオーバー二重盲検比較試験)を行った。

 起床時と夕食時に高濃度水素水またはコントロール水300ml(1日計600ml)を4週間摂取したところ、ピッツバーグ睡眠質問票による睡眠の質が4週間の摂取後に有意に改善することや、交感神経活動の指標値(LF)が高濃度水素水摂取群のみ摂取前後で有意に低下すること、更に課題に対する意欲を反映するトライアル間の反応速度が高濃度水素水摂取群のみ摂取前後で有意に短縮することが分かった。

 これらの結果は、高濃度水素水が日常生活疲労に対する抗疲労効果を有することを示している。

 なお、この内容は5月15~16日に山口県で開催された「第11回 日本疲労学会」で発表された。

関連記事