JR東日本がグループ再編　首都圏エリアや東北エリアの事業を集約

　JR東日本グループは30日、グループ一体となったサービス品質や運営力の向上を目的として、事業再編を行うと発表した。　再編は7月1日に実施される予定。

　具体的には、首都圏エリアや東北エリアの事業を集約する。首都圏エリアについては、JR高崎鉄道サービス、JR水戸鉄道サービス、JR千葉鉄道サービスの駅業務受託事業をJR東日本ステーションサービスに集約し、サービス品質の向上を図る。

　また、東北エリアでは、ジャスター、ジェイアールアトリスの駅業務受託事業と構内事業などをJR東日本東北総合サービスに集約し、サービス品質や店舗運営力の向上を図る。さらに、ジャスターのホテル事業などを盛岡ターミナルビルに、ジェイアールアトリスの不動産賃貸事業の一部を秋田ステーションビルにそれぞれ移管し、各事業の競争力向上を図る。