水準としては現状維持を織り込む/後場の投資戦略

2015年4月30日 12:20

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19678.15;-380.80TOPIX;1599.65;-27.78

[後場の投資戦略]

 売り一巡後は底堅い値動きが意識されていたが、大型株を中心に下落基調が強まっており、日経平均は25日線を割り込んできている。武田薬品<4502>が最終赤字に転落する見通し、ホンダ<7267>は収益回復遅れなどが嫌気されているが、寄付き水準は上回っており、底堅さは意識される。
 一方でファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>が重石になっており、利益確定の流れが強まっているようである。また、足元で動意をみせていた中小型株なども急速に値を消す銘柄が目立ってきており、こちらも大型連休を前にしたポジション調整といったところであろう。
 日経平均は支持線として意識されていた25日線を割り込む調整をみせてきていることもあり、日銀の金融政策決定会合の結果が現状維持としても、アク抜けにつながる可能性がありそうだ。ただし、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、改めて売り仕掛け的な商いに押される可能性がある。物色対象は絞られてくるため、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。(村瀬智一)《FA》

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