【株式市場】米半導体大手の減収などで日経平均は安いが新規上場株は好発進

2015年4月17日 12:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9785円11銭(100円06銭安)、TOPIXは1598.24ポイント(1.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億621万株

 17日前場の東京株式市場は、対ドルで円高になった上、米半導体大手の減収決算や、半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造が今年度の設備投資を減らすと伝えられたため半導体関連株のアドバンテスト <6857> などの下げが目立ち、日経平均は9時30分にかけて137円63銭安(1万9748円14銭)まで下げ、その後も弱もみ合いが続いた。一方、日経JASDAQ平均は小高い。

 シャープ <6753> は大規模な資本支援の報道があったため朝方は今年の高値を更新したが、前引けにかけては軟化。一方、後発医薬品のデータホライゾン <3628> (東マ)などは高く、3Dマトリクス <7777> (JQS)も特許取得などが好感されて大幅続伸となっている。

 本日新規上場となった海帆(かいはん) <3133> (東マ)は中京、東海を中心に居酒屋「なつかし処昭和食堂」などを展開し、買い気配を上げて好調なスタート。11時27分に公開価格1020円に対し76%高の1800円で初値がつき、前引けは1751円。

 東証1部の出来高概算は14億621万株、売買代金は1兆4628億円。1部上場1881銘柄のうち、値上がり銘柄数は700銘柄、値下がり銘柄数は1022銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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