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車載ECU市場は2025年には28億683万個に=富士キメラ総研
マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研は、車載ECU(センサーなどの情報を基に各システムを制御するコンピューターユニット)の市場と、関連する半導体・パワーデバイス、基板・放熱関連材料、ハウジング材料の世界市場を調査し、29日、その結果「2014 車載ECU関連市場の現状と将来展望」を発表した。
電装化が進む中で自動車一台当たりのECU搭載数が増え、市場は拡大している。しかし、搭載数の増加は部材コストや車両重量の増加に直結することから、ECUの数や重さを抑える動きが出てきているという。そのため、ECUはハウジングでの樹脂の使用やシステムの一部にECUを組み込む機電一体化による小型軽量化、一台当たりの搭載数を抑えるための機能統合化が検討されている。
市場は2013年の15億6,000万個から2025年には13年比79.7%増の28億1,000万個になると予測した。なお、金額ベースでは情報系ECUや走行安全系ECUなど単価の高いECUの搭載が進むことで、数量ベースより伸びが高くなると予想されるという。
ECUの数量を自動車生産台数で除算した1台当たりの平均搭載数は、2013年の18億6,000万個から2025年には22億7,000万個まで増加すると予測した。自動車のセグメント別には、全長4,100mm未満のCompactクラスでは車体重量や価格を抑えたものが多く、ECUも最低限の機能に絞っていることからECUの機能統合が進み、平均搭載数は微増にとどまるとした。
一方、全長4,800mm以上のLargeクラスでは、情報系や走行安全系の高機能システムの採用や、エアコンや照明などの機能の高度化による統合ECUからの独立などでECU搭載数が大幅に増え、2025年の平均搭載数は51.9個と予測している。
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