オムロン、測定データをスマホに無線送信し管理できる上腕式血圧計を発売

2015年1月27日 17:49

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測定した血圧データを近距離無線通信技術で、iPhoneやAndroidスマートフォンに簡単に転送して専用アプリで管理できるオムロンの上腕式血圧計「HEM-7280C」(写真:同社発表資料より)

測定した血圧データを近距離無線通信技術で、iPhoneやAndroidスマートフォンに簡単に転送して専用アプリで管理できるオムロンの上腕式血圧計「HEM-7280C」(写真:同社発表資料より)[写真拡大]

 オムロンは26日、測定した血圧データを近距離無線通信技術で、iPhoneやAndroidスマートフォンに簡単に転送して専用アプリで管理できる上腕式血圧計を2月6日から2機種発売すると発表した。価格はオープンプライスで品番はHEM-7280CとHEM-7270C。

 新発売の血圧計は、測った血圧のデータをBluetoothとNFC通信機能で簡単にiPhoneやAndroidスマートフォンに転送でき、健康サポートサービスの「ウェルネスリンク」を活用してスマートフォン専用アプリ「からだグラフ」で血圧の変化を時系列のグラフで分かりやすく管理できる。また別売品のケーブルを使いパソコンへ転送して管理もできる。なお、ウェルネスリンクとアプリの利用には、ドコモ・ヘルスケアの健康サービス「WM(わたしムーヴ)」に会員登録(無料)が必要。

 新製品の主な特徴は、測定結果が見やすいバックライト付きブラック液晶画面(HEM-7280Cのみ)を採用し、データをはっきりと確認できるほか、測定の開始・停止時に押すスイッチは、周囲が青く光るLED付きなので暗い部屋の中でも簡単に操作できる。

 また、巻き方によって生じる血圧の測定誤差を軽減する新技術を追加した「フィットカフ」を採用。カフに内蔵されている空気袋は、測定時に腕を圧迫するが、その空気袋は腕の全周をカバーする形状となっているので、カフを装着したときにカフが正しい位置から左右に回転しても、血管をしっかりと圧迫し正確に測定できる。

 さらに、カフ(腕帯)そのものが腕にフィットする構造で、片手で簡単に正しく装着できる。そして、測定を開始するとカフが適切な強さで正しく巻けているかを自動でチェック、その結果をマークで表示する。そのため、正しく血圧の測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の測定が行える。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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