ブリヂストンサイクル、国内初のベルトドライブ式電動アシスト自転車を2月下旬に発売

2015年1月20日 16:38

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ベルトドライブを採用したブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車「アルベルトe」(写真:ブリヂストンサイクルの発表資料より)

ベルトドライブを採用したブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車「アルベルトe」(写真:ブリヂストンサイクルの発表資料より)[写真拡大]

 ブリヂストンサイクルは19日、日本初(先行限定発売車を除く)のベルトドライブを採用した電動アシスト自転車「アルベルトe」3車種を2月下旬に全国の取扱店で発売すると発表した。

 同製品は、同社が1980年に開発したベルトドライブ方式を電動アシスト自転車向けに改良したものを採用。ベルトドライブ方式は、金属チェーンを使わずに、自転車を駆動させるため、注油が不要で金属チェーンと比べて故障が少なく、これまでに通学用自転車「アルベルト」に採用されている。

 電動アシスト自転車用に搭載するにあたり、前輪にモーターを設け、後輪のベルトと組み合わせて駆動させる電動アシストシステム「BSデュアルドライブ」を開発し、力強い走りを実現させたという。

 このほか、前輪の空転を検知して、アシストを停止する業界初のスリップ制御機能や、制動力を高めるブレーキアシストシステムを搭載した。

 ラインナップは、フレームがL型の27インチ内装5段変速モデルと、26インチ内装3段変速モデル(各3色)、フレームがS型の27インチ内装5段変速モデル(2色)。車体重量は27インチ仕様が26.4kg、26インチ仕様が25.6kg。航続距離は、エコモード時52km、オートモード時42km、パワーモード時32km。電池はリチウムイオン充電池で、充電時間は約2時間50分。価格は、27インチ仕様が12万1,800円、26インチ仕様が11万9,800円(いずれも税抜)。

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