日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は437円安、金属、化学セクターなどの下げがきつい

2015年1月16日 12:57

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記事提供元:フィスコ


*12:57JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は437円安、金属、化学セクターなどの下げがきつい

【日経平均は437円安、金属、化学セクターなどの下げがきつい】

12時56分現在の日経平均株価は、16671.02円(前日比-437.68円)で推移。ランチタイムの225先物は、現物の前引け後に16540円まで下げ幅を拡大させる局面もみられたが、その後は16650円まで戻していた。昼のバスケットは700億円超と大量であり、差し引きでは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル116円20銭辺りと、やや円高が一服してきている。

セクターでは33業種全てが下げており、金属、空運、化学、その他製品、その他金融の下げがきつい。指数では日経平均、TOPIX、マザーズが2%を超える下げに。ほぼ全面安商状の中、ファンドクリG<3266>、ハマイ<6497>、ファーマF<2929>、ガーラ<4777>など中小型の材料株の一角に資金が集中している。

【ドル・円は116円26銭付近、円・キャリートレードの手仕舞いなどで軟調推移】

ドル・円は116円26銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していること、円・キャリートレードの手仕舞いなどで軟調に推移。ユーロ・ドルは、1.1601ドルから1.1639ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会やギリシャ議会総選挙への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、135円43銭から134円80銭まで軟調推移。

12時56分時点のドル・円は116円26銭、ユーロ・円は135円34銭、ポンド・円は176円56銭、豪ドル・円は95円85銭付近で推移。上海総合指数は、3371.23(前日比+1.04%)で前引け。《KO》

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