三越伊勢丹は全般安の中で底堅い、単月売上が業界平均上回る

2015年1月13日 13:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1・売買単位100株)は、5円安の1495円と全般相場が大きく下げる中で底堅く推移している。

三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1・売買単位100株)は、5円安の1495円と全般相場が大きく下げる中で底堅く推移している。[写真拡大]

 三越伊勢丹ホールディングス <3099> は、5円安の1495円と全般相場が大きく下げる中で底堅く推移している。

 昨年11月につけた昨年来高値1635円に対しても堅調といえる。また、25日線(1406円)にも余裕がある。

 昨年12月の月次売上は、三越日本橋本店は前年比94.5%だったが、三越銀座店は109.9%と好調。三越伊勢丹全体の売上は101.1%で、とくに、昨年7月から100%を上回って推移しており全国百貨店業界平均が100%割れとなっていることに比べ好調となっている。

 2015年3月期は営業利益1.0%増益、1株利益50.6円、配当は年11円の見通し。

 利回りは0.73%、PERは29.5倍。2012年暮れの730円前後から2014年4月の1628まで2.2倍の急伸を見せたが、当時の人気再来には、アベノミクス成長戦略の具体化が求められるところだろう。底堅いものの、高PERから大きく上値を追うことは難しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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