東急、2020年までに主要3路線全64駅にホームドアを設置

2015年1月10日 15:20

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東京急行電鉄のホームドアを設置計画を示す図(東京急行電鉄の発表資料より)

東京急行電鉄のホームドアを設置計画を示す図(東京急行電鉄の発表資料より)[写真拡大]

 東京急行電鉄は9日、東京都内と神奈川県内を走る東横線、田園都市線、大井町線の3路線の全64駅に2020年を目標にホームドアを設置すると発表した。

 同社では、2014年12月末までに目黒線全13駅と、東横線全21駅中の3駅、大井町線全16駅中の1駅にホームドアを設置しているが、田園都市線で車両によって扉の数が異なるなどの問題があるため、一部路線の一部駅のみに留まっていた。

 今後、ホームドアを設置するにあたり、田園都市線を走る6扉の車両45両を4扉の車両に置き換え、扉の数を4扉に統一する。これにより、従来の計画より10年間短縮できるとしている。また、設置されるホームドアは従来からの左右可動式に加え、一部駅では昇降式のものを採用するという。

 なお、すでにセンサー付きの固定柵が全駅にある池上線と多摩川線、また、こどもの国線、世田谷線には設置されない。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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