6日の米国市場ダイジェスト:ダウは69ドル高、ECBの追加緩和姿勢を好感

2014年11月7日 07:27

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記事提供元:フィスコ


*07:30JST 6日の米国市場ダイジェスト:ダウは69ドル高、ECBの追加緩和姿勢を好感

■NY株式:ダウは69ドル高、ECBの追加緩和姿勢を好感

NYダウ       ナスダック
終値 :17554.47  終値 :4638.47
前日比:+69.94   前日比:+17.75
始値 :17491.66  始値 :4616.78
高値 :17560.31  高値 :4639.17
安値 :17440.35  安値 :4604.76

6日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は69.94ドル高の17554.47、ナスダックは17.75ポイント高の4638.47で取引を終了した。朝方発表された新規失業保険申請数が予想より少なかったことや、ドラギ欧州中銀(ECB)総裁が追加量的緩和に前向きの姿勢を示したことが好感され買いが先行。一部企業の冴えない決算を受けてやや弱含む場面もあったものの、午後にかけて上昇する展開となった。ダウ平均とS&P500指数は過去最高値を更新。セクター別では、自動車・自動車部品や運輸が上昇する一方で公益事業や保険が下落した。

食品スーパーのホールフーズ・マーケット(WFM)や電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)が予想を上回る決算を発表して上昇。一方で、半導体のクアルコム(QCOM)は決算が予想を下回り、中国の携帯端末メーカーからのライセンス料徴収に苦慮していることが嫌気され下落。保険のジェンワース(GNW)は、長期介護保険の引当金積み増しなどが原因で、決算で予想外の大幅赤字を計上し、急落となった。

7日の雇用統計では失業率は5.9%で横ばい、非農業部門雇用者数は23万5千人増が予想されている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は115円15銭、良好な米雇用指標を好感したドル買い

ドル・円は114円41銭へ下落後、115円15銭まで上昇して引けた。米失業保険申請件数の4週平均や継続受給者が14年ぶりの低水準に達するなど良好な米雇用指標や予想を上振れた7-9月期非農業部門労働生産性速報値を好感したドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.2526ドルから1.2376ドルまで下落し1.2375ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り金融政策の据え置きを決定したが、その後の会見でドラギ総裁が必要とあれば追加刺激策を講じることを全会一致で決定したことを明らかにしたためユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、143円57銭から142円20銭へ下落。ポンド・ドルは、1.5935ドルから1.5834ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9619フランから0.9733フランへ上昇した。

■NY原油:反落で77.91ドル、OPECの需要見通し引き下げ、ドル高などで売り優勢

NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:77.91 ↓0.77)。77.12ドルまで下落後、いったん78.25ドルまで反発したが、その後再び77ドル台に下落した。石油輸出国機構(OPEC)がこの日、年次世界石油見通しを発表。そのなかで、OPECが生産する原油への需要見通しを今後20年間の大半について引き下げたことから、売りが優勢になった。

リビアが国内最大油田での生産を再開すると表明したことも売りにつながった。また、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の会見で、ECBの内部対立懸念を否定し、追加緩和を推し進める姿勢を強調したことから、ユーロ安・ドル高となったことも、原油相場を圧迫した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  17.36ドル +0.02ドル(+0.12%)
モルガン・スタンレー(MS) 35.31ドル +0.41ドル(+1.17%)
ゴールドマン・サックス(GS)191.00ドル +1.16ドル(+0.61%)
インテル(INTC)    33.82ドル +0.06ドル(+0.18%)
アップル(AAPL)      108.70ドル -0.16ドル(-0.15%)
グーグル(GOOG)      542.04ドル -3.88ドル(-0.71%)
フェイスブック(FB) 75.26ドル +0.43ドル(+0.57%)
キャタピラー(CAT)     100.91ドル +1.50ドル(+1.51%)
アルコア(AA)       16.37ドル +0.11ドル(+0.68%)
ウォルマート(WMT)     77.81ドル +0.11ドル(+0.14%)《KO》

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