東京国立近代美術館で、戦後の修道院や刑務所で生きる人々を映した写真展「奈良原一高 王国」

2014年10月7日 23:25

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記事提供元:ファッションプレス

2014年11月18日(火)から2015年3月1日(日)の間、東京国立近代美術館で写真展「奈良原一高 王国」が開催される。


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奈良原一高は、戦後を代表する写真家。1956年に個展「人間の土地」を開催し、ほぼ無名の新人の個展としては例外的な反響を呼び、鮮やかなデビューを飾った。それに続き、1958年には極限状況を生きる人間にフォーカスを当てた「王国」を発表。


本作は、和歌山の女性刑務所を取材した「王国(その1)壁の中」、北海道の修道院を撮影した「王国(その2)沈黙の園」の二部で構成される。翌年、長崎沖の炭鉱の島“軍艦島”シリーズを加えた三部構成に変更され、1978年には再び「壁の中」30点、「沈黙の園」60点の全90点からなる二部構成へと編み直し、写真集『王国 ―沈黙の園・壁の中―』として刊行された。


構成を変え、長きにわたり人々に影響を与えてきた「王国」が、56年ぶりに東京で開催される。今回の展覧会では、写真集『王国 ―沈黙の園・壁の中―』の中から87点を展示。初期作品が発表されてから56年経った今もなお色褪せず、作品がもつメッセージは、私たちに何かを訴えかける。


■アーティスト情報

福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、早稲田大学大学院で美術史を専攻。在学中の1956年に、個展「人間の土地」を開催。1958年個展「王国」で、日本写真批評家協会賞新人賞受賞。その後滞欧し、帰国後の出版した写真集 『ヨーロッパ静止した時間』で、日本写真批評家協会賞作家賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。1975年写真集 『消滅した時間』、1986年写真集『ヴェネツィアの夜』で日本写真協会賞年度賞。1996年紫綬褒章受章。2005年日本写真協会賞功労賞受賞。


【展覧会詳細】

奈良原一高 王国

開催期間:2014年11月18日(火)~2015年3月1日(日)

開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで

※金曜日のみ、20:00まで開館

休館日:月曜日、年末年始<12月28日(日)から2015年1月1日(木)まで>

※11月24日(月)、1月12日(月)は開館。11月25日(火)、1月13日(火)は閉館。

場所:東京国立近代美術館 2階 ギャラリー4

住所:東京都千代田区北の丸公園3-1

観覧料:一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)、高校生以下および18歳未満 無料

※( ) 内は20名以上の団体料金。

※65歳以上、キャンパスメンバーズ、MOMAT パスポートを持つ者、障害者手帳等提示する者とその付添者(1名)は無料。

※無料観覧日:12月7日(日)、2015年1月2日(金)、1月4日(日)、2月1日(日)、3月1日(日)


<ギャラリートーク>

・小林美香(東京国立近代美術館客員研究員)

日程:2015年1月16日(金)

・増田玲(東京国立近代美術館主任研究員/本展企画者)

日程:2015年2月6日(金)

いずれも18:00~19:00、会場にて。参加無料(要観覧券)、申込不要


【問い合わせ先】

ハローダイヤル

TEL:03-5777-8600


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