今日の為替市場ポイント:ロシア中銀の資本規制に対する警戒感

2014年10月1日 08:29

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:33JST 今日の為替市場ポイント:ロシア中銀の資本規制に対する警戒感

昨日9月30日のドル・円相場は、東京市場では109円19銭から109円51銭で推移。欧米市場では一時109円85銭まで上昇し、109円64銭で取引を終えた。

本日10月1日のドル・円は、109円台で推移か。NYダウが小幅の下げにとどまったことで株安に対する警戒感は後退している。リスク回避的な円買いは抑制されており、ドル・円は109円台前半で下げ渋る見込み。

9月30日の欧米市場では、ユーロ圏のインフレ率低下やロシア中央銀行による資本規制に対する警戒感が強まり、ユーロ・ドルは2012年9月以来となる1.2571ドルまで下落した。

ロシアからの資本流出が激しくなった場合、ロシア中央銀行が何らかの資本規制を行うことはありうる。米ダウジョーンズニュースが、「ロシアは、資金流出を食い止めるための資本規制を検討していない」と報じたことでユーロ売りやリスク回避的な円買いは一服した。

欧米諸国はロシアに対する経済制裁を行っており、通貨ルーブルはドルに対して大きく下げている。ロシアからの資本流出も続いていることから、ロシア経済は相当なダメージを受けているとの見方がある。ただし、ロシアと中国の経済的な関係は以前よりも強化されており、大規模な資本流出が発生した場合でも、ロシアは中国のバックアップによって市場流動性を確保できるとの声が聞かれている。《KO》

関連記事