【チャート診断】ユーグレナは期待外れで1300円へ行って来い、短期の見切り売りほぼ一巡

2014年9月5日 14:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ユーグレナ <2931> (東マ)は、5日、10円安の1300円まで4日続落となり、チャート上では、「往って来い」の展開となっている。

  好材料は持っているのだが、8月13日の決算発表時に具体的材料の出なかったことから短期筋の見切りが継続している。

  春以降、マザーズではCYBERDYNE <7779> と共に高人気だったが、両社ともこのところ買い疲れ感から、ひところの人気は完全に失せている。同社株の高値は6月23日の1750円で今日の安値まで25.7%の下げである。

  今期(2015年9月期)は48.8%増収、営業利益横ばい、純益70.1%減益というデコボコ状態。もともと、同社株は業績で買っていないというものの、強いて、業績面で注目するなら売上の48%増という高い伸びだろう。期待の好材料が形になり始めたと受け取ることもできる。

  9月期決算の発表は11月上旬の予定。ここまでは、材料の発表はないわけだが、仮にあるとすれば、ミドリムシのディーゼル車燃料や航空機燃料として実用化に対する研究成果ではなかろうか。

  週足チャートでは26週線の上方で下げ止まり上昇基調は維持しているが、日足では25日線を割り込み形はよくない。このため、行って来いとなった1300円前後の水準でしばらくは下値を固める展開だろう。

  ただ、短期筋の見切り売りはほぼ一巡した感があるので、きっかけさえあれば持ち前の人気性を発揮し急反発する可能性は秘めている。

  短期より中期での狙い場とみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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