ハト派のバーナンキ第14代FRB議長

2014年5月20日 14:10

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記事提供元:フィスコ


*14:10JST ハト派のバーナンキ第14代FRB議長
バーナンキ第14代FRB議長は、1月末の退任以降、ハト派的な発言を繰り返しており、米国債上昇の影の要因とされている。


バーナンキ第14代FRB議長のスポークスマン的な存在だったウォール・ストリート・ジャーナル紙のFEDウォッチャー、ヒルゼンラス記者は、ウォール街に潜む12兆ドルの時限爆弾への警戒感を警告した。


FF金利に連動する金利スワップの残高は12兆ドル、世界の金融機関のバランスシート上のデリバティブズ合計は192兆ドルとなっている模様で、米国連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和縮小)から利上げまでの期間次第では、混乱が警戒されている。


バーナンキ第14代FRB議長は、192兆ドルに影響を及ぼす米国連邦準備理事会(FRB)のバランスシート4兆ドルの縮小を急ぐべきではない、と述べることで「バーナンキ・プット」をロールオーバーしているのかもしれない。《MY》

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