キーコーヒー:期末配8円(年15円)に増額、当期は年16円を予定

2014年5月14日 11:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■14年3月期、営業益63.5%、経常益49.6%の大幅増益に

 レギュラーコーヒー大手のキーコーヒー<2594>(東1)の14年3月期通期連結業績は、期初から売上の好調を維持し、売上高は536億円と微増ながら、営業利益は63.5%増の15億円、経常利益は49.6%増の19億円(同)と大幅増益であった。なお、最終利益は各事業での建物等の減損損失1億円を計上し10億円(同微減)にとどまった。

 当期は、グループを挙げてコーヒーの持つ魅力を届け続けることに重点を置き、「品質第一主義」の姿勢を掲げ、「ブランド強化」、「収益力の強化」と「グループ連携強化」を柱に新たな事業領域の開拓、ニーズに対応した新商品開発、取引先との関係強化へ企画提案型の営業活動を展開した。

 「ブランド強化」では差別性のある新商品開発や付加価値の高い商品の拡販に注力、「収益力の強化」では、調達手法の見直し、最適製造体制の確立、業務集約化などコストの低減化を進め、「グループ連携強化」では傘下各社の情報、経営資源を活用し新商品開発・新店出店でシナジー効果をみた。成長が続くネット通販での事業拡大を視野にhonu加藤珈琲店(株)を傘下に収めた本年2月)。

 当期末株主配当は、好業績を踏まえ期末配当を1円増額の8円とした。年間配当は中間配当7円との合計15円となる。 なお、同社は「業績に応じた成果配分と安定配当の継続を基本とする」配当方針に従い、次期配当金は中間期、期末ともに各8円で年間16円配当となる予定。

セグメント別概況:

 コーヒー関連事業は、業務用は「トアルコ トラジャ コーヒー」「氷温熟成珈琲」など差別性の高いプレミアムコーヒーを拡販推進、家庭用では季節性をとらえた「ドリップオン バラエティパック」「インスタントコーヒーミックス カフェ・オ・レ贅沢仕立て」など、ギフト商品では、中元期に「天然水プリズマ飲料ギフト」など全34アイテム、歳暮期に『挽きたての香りと格別なおいしさ』をテーマにバラエティー豊富な24アイテムをラインナップするなど、期初から好調さを持続し売り上げを伸ばした。売上高451億10百万円(前連結会計年度比0.5%減)、営業利益は19億94百万円(同48.4%増)

 飲食関連事業は、イタリアン・トマトが海外エリアへの展開と国内での充実を進めた。海外ではASEAN地域での拡大戦略の拠点作りを進め、上海エリアの開発、香港、台湾エリアへの出店を進め、「ケーキショップ上海久光静安店」、「スペリオーレプリーズ台北駅店」を出店した。国内で新業態店舗「ITカフェ」の第1号店「イオンモールつくば店」などを出店、既存店では店舗改装等ブラッシュアップを行い、国内外の新規27店出店、不採算店29店閉鎖、期末店舗数合計302店(直営店80店、FC店222店)となった。

 飲食関連事業(含アマンド)売上高62億18百万円(同1.7%減)、営業利益45百万円(同17.0%減)。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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