マカオの不動産価格:10年で11倍に、投機資金流入加速で地元住民困惑

2014年4月16日 10:46

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記事提供元:フィスコ


*10:47JST マカオの不動産価格:10年で11倍に、投機資金流入加速で地元住民困惑
マカオの不動産価格は直近10年で11倍に跳ね上がっている。主要産業となるカジノ産業の対外開放に伴い、同地区の域内総生産(GDP)は2010年以降9-26%というペースで加速していることが背景にある。

ただ、就業人口の増収率は10年で252%にとどまり、不動産価格の上昇に追いついていない。住宅を取得することが給与取得者にとって届かぬ夢になっている。

住宅価格の急騰について、マカオへの大量な投機資金の流入に加え、現地住民の不動産投資意欲が高いことが主因だと分析されている。こうした状況を受け、マカオ当局は数年前から現地住民以外の住宅購入者に対し、取引税などを大幅に引き上げたほか、低価格住宅の整備も加速している。《ZN》

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