11日の米国市場ダイジェスト:ダウは143ドル安、大手行決算を嫌気

2014年4月14日 06:57

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記事提供元:フィスコ


*06:57JST 11日の米国市場ダイジェスト:ダウは143ドル安、大手行決算を嫌気

■NY株式:ダウは143ドル安、大手行決算を嫌気

NYダウ       ナスダック
終値 :16026.75  終値 :3999.73
前日比:-143.47   前日比:-54.37
始値 :16168.87  始値 :4015.07
高値 :16168.87  高値 :4067.22
安値 :16015.32  安値 :3991.64

11日の米国株式相場は下落。ダウ平均は143.47ドル安の16026.75、ナスダックは54.37ポイント安の3999.73で取引を終了した。大手行決算を嫌気して小幅下落して始まった。一時ナスダック総合指数が僅かに上昇に転じる場面もあったが、ネット関連株や小型株を中心に再び下げ幅を拡大する展開となった。ナスダック総合指数は終値で節目となる4000ポイントを割り込んだ。セクター別でも全面安となっており、特に自動車・自動車部品や小売の下落が目立った。

大手行のJPモルガン・チェース(JPM)は決算が予想を下回り下落。アパレルのギャップ(GPS)は、3月の既存店売上が予想以上に落ち込み軟調推移となった。最近下落が目立っている交流サイトのフェイスブック(FB)や動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)も続落となった。健康食品などのハーバライフ(HLF)は司法省などが刑事捜査を開始したとの報道を受け急落。一方で、大手行のウェルズ・ファーゴ(WFC)が予想を上回る決算を発表して堅調推移となった。

来週にユダヤ教の祭日やキリスト教の復活祭などが予定されていることもあり、週末を前にポジションを手仕舞う動きも広がったようだ。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は101円63銭、黒田日銀総裁発言などを受けて円買いが後退

ドル・円は101円39銭から101円71銭まで上昇し101円63銭で引けた。予想を上振れた米国の3月生産者物価指数(PPI)、4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値を受けたドル買いが優勢となったほか、黒田日銀総裁の発言「目標達成に支障きたせば必要な金融政策調整の用意がある」、日経先物指数の下落が一段落したためリスク回避の円買いが後退。

ユーロ・ドルは、1.3864ドルまで下落後、1.3901ドルへ反発し1.3885ドルで引けた。ユーロ・円は、140円64銭から141円30銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.6718ドルから1.6750ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.8771フランまで上昇後、0.8743フランへ反落した。

■NY原油:反発で103.74ドル、米消費者指標の改善を好感

NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:103.74 ↑0.34)。寄り後まもなくつけた103.29ドルを安値に、一時104.44ドルまで上昇した。この日発表された米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回る改善となったことを受けて、石油製品の消費増期待などから買いが優勢になった。ただ、その後は、米国株価指数の下落が続く状況に売りもみられ、終盤に103ドル後半に反落した。

11日発表の米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、82.6となった(予想は81.0、3月が80.0)。一方、国際エネルギー機関(IEA)は月報で、ロシアのクリミア併合を受けて今年の世界石油需要見通しを下方修正した。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  15.77ドル -0.35ドル(-2.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 28.47ドル -0.78ドル(-2.67%)
ゴールドマン・サックス(GS)152.72ドル -3.26ドル(-2.09%)
インテル(INTC)    26.18ドル -0.25ドル(-0.93%)
アップル(AAPL)      519.61ドル -3.87ドル(-0.74%)
グーグル(GOOG)      530.60ドル -10.35ドル(-1.91%)
フェイスブック(FB) 58.53ドル -0.63ドル(-1.06%)
キャタピラー(CAT)     101.45ドル -0.81ドル(-0.79%)
アルコア(AA)       12.54ドル -0.16ドル(-1.26%)
ウォルマート(WMT)     76.50ドル -0.39ドル(-0.51%)《KO》

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