注目銘柄(2)トライステージ<2178>(1/2):ブレインパッド<3655>との協業(テレビのWEB購入への貢献度の可

2014年4月8日 10:12

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記事提供元:フィスコ


*10:12JST 注目銘柄(2)トライステージ<2178>(1/2):ブレインパッド<3655>との協業(テレビのWEB購入への貢献度の可
4月5日に開催されたフィスコ個人投資家向けセミナー「新年度の株式相場の行方を探る」では、注目企業としてトライステージ<2178>を取り上げ、フィスコの小川アナリストと、同社のIR担当者との質疑応答を実施した。主な内容は以下の通り。


■トライステージ<2178>の事業概要

テレビ通販などのダイレクトマーケティングを総合的に支援する企業として2006年3月に創業。強みは、テレビ通販向けの番組放送枠を豊富に確保しデータに基づく媒体選定ができること、コールセンターで受注ノウハウがあることによる「映像でモノを売る力」。今後の取り組みは、既存事業で収益性の改善を図ると同時に、中長期的な成長を目指して、「WEBビジネスの推進」「CRMビジネスの推進」「国際ビジネスの推進」に取り組んでいる。


■フィスコの注目ポイント

・主力事業の好調により、業績は3期連続で増収増益の見通し
2014年2月期は前期比6.5%増収・同56.1%営業増益で着地、主力のダイレクトマーケティング支援事業が好調だったほか、収益性の低い取引の見直しと仕入コスト削減等により収益性が改善した。進行中の2015年2月期は、「営業力強化」「商品力強化」「コスト適正化」を実施することで、主力のダイレクトマーケティング支援事業の再成長を目指す。

・オフラインアトリビューション(WEB購入貢献度)の可視化による媒体価値の向上
ブレインパッド<3655>と協業し、マーケティング予算配分の最適化サービスを4月1日より提供開始。テレビをはじめとするオフラインのメディアを見てWEBでの購入に至る貢献度を可視化することにより、テレビのメディアとしての価値を向上させる。

・磐石な財務体質
自己資本比率67.4%、流動比率306.4%、PBR1.0倍など、財務体質は良好である。また、株主優待(クオカード年間最大10,000円)にも注目したい。


フィスコ個人投資家向けセミナー
「新年度の株式相場の行方を探る」
2014年4月5日(土)14:00~17:00開催《NO》

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