アウディ、Qシリーズ初の高性能プレミアムスポーツモデル「RS Q3」新発売

　18日、アウディジャパンはプレミアムコンパクトSUVの Audi Q3 にQシリーズ初のRSモデルであるAudi RS Q3を設定し、同日より発売すると発表した。

　RSモデルは、アウディのスポーツモデルの開発生産部門である100%出資子会社quattro GmbH(クワトロ ゲーエムベーハー)が手がける高性能プレミアムスポーツモデルのシリーズだ。これまで、A4やA5といった主にセダンやクーペタイプのクルマがベースになっていた。

　同車は2.5ℓ直列5気筒TFSI直噴ターボエンジンを採用し、最高出力は310馬力で最大トルクは420Nm。これに7速Sトロニックトランスミッションとquattro (クワトロ:フルタイム4WDシステム）を組み合わせることにより、優れた高速安定性と操縦安定性を実現した。また、燃費は高出力ながら11.5km/ℓ(JC08モード)に達している。

　インテリアには特別デザインのインストルメントパネルを採用したほか、MMI 3G+やBOSEサラウンドサウンドシステム・APSリヤビューカメラ・リヤサイドエアバッグなどを標準装備。またエクステリアでは、専用デザインのリヤスポイラーやリヤバンパー、マットアルミニウムスタイルのルーフレールやミラーカバーが上質さを演出。

　さらに、5ツインスポークのVデザイン20インチアルミホイールと、255/35R20サイズのタイヤを標準で装着している。またセーフティ装備として、クルーズコントロール・アウディサイドアシスト・アクティブレーンアシストがセットになったアシスタンスパッケージをオプション設定している。

　ハンドルは右仕様のみで、車両本体価格は698万円(5％の消費税込)。（記事：松平智敬・記事一覧を見る）