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NYの視点:イエレンFEDの時代
*07:01JST NYの視点:イエレンFEDの時代
米連邦準備制度理事会(FRB)は18-19日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り政策金利であるFF金利誘導目標を0-0.25 %のレンジで据え置き、資産購入規模を100億ドル縮小し550億ドルにすることを決定した。また、量的緩和第3弾(QE3)終了後もかなりの金融緩和策が必要で政策金利を低水準で維持する可能性があるとした。同時に、利上げ検討の目安となっていた数値ガイダンスから失業率6.5%を削除。イエレンFRB議長は「フォワードガイダンスの変更は政策の変更ではない」と強調、「ガイダンスは質的となる」と明らかにした。
景気の判断は昨年12月とほぼ同様となった。本年1-3月期の経済は天候が影響し鈍化したことが指摘されたが、今後は反動で回復するとの楽観的な見通しが示された。ウクライナ危機や新興市場の影響などに関して、イエレンFRB議長は会見で「綿密に監視していく」方針を示したものの「世界金融市場への影響は限定的」との見通しを明らかにした。このため、FOMCは今後も慎重なペースでの量的緩和第3弾(QE3)縮小を継続すると見られている。
加えて1)メンバーの金利見通しでより多くのメンバーが2015年の利上げを予想したこと、2)イエレンFRB議長が量的緩和第3弾(QE3)終了から利上げまでの期間を「相当な期間かかる」としたものの、同時に「6カ月くらいになる可能性」に言及したため、市場の金利先高感・ドル先高感につながった。
■金利先高感が強まった主な理由
・メンバーの金利見通しでより多くのメンバーが2015年の利上げを予想
・イエレンFRB議長が量的緩和第3弾(QE3)終了から利上げまでの期間を「相当な期間かかる」としたものの、同時に「6カ月くらいになる可能性」に言及《KO》
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