NY為替:ドル・円は101円60銭、ウクライナ情勢への警戒感から円高進行

2014年3月14日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY為替:ドル・円は101円60銭、ウクライナ情勢への警戒感から円高進行

13日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は102円80銭へ上昇後、101円56銭へ反落し101円60銭で引けた。米国の週次新規失業保険申請件数の減少や2月の小売売上高の改善を好感したドル買いが一時優勢となった。その後、根強い中国経済・金融懸念、ウクライナのヤツェニュク暫定首相が「ロシアはウクライナ侵攻の準備がある」と戦争に陥るリスクを警告したほか、米1月、昨年12月のコア小売売上高が大幅に下方修正されたことや1月企業売上高が減少したことを受けて1-3月期の国内総生産(GDP)見通しが引き下げられたことなどがマイナス材料となり、株式相場が下落に転じたほか、債券利回りも低下に転じドル売り・円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.3958ドルから1.3846ドルへ下落し1.3860ドルで引けた。ウクライナ情勢の悪化を嫌気したユーロ売りやドラギECB総裁のハト派発言「ECBはデフレに対処する非伝統的措置を講じる準備がある、必要とあれば対処へ」「ユーロ圏と他の世界各国との実質金利の格差はおそらく縮小し、ユーロの圧力に」「物価安定の評価においてユーロ相場との関連性が強まりつつある」を受けてユーロ売りが加速。ユーロ・円は、株安、欧日金利差縮小観測に143円36銭から140円73銭へ下落した。

ポンド・ドルは、1.6715ドルから1.6613ドルへ下落。ドル・スイスは、0.8709フランから0.8765 フランへ上昇した。《KO》

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